■類似品にご注意ください
近年、海外の装置(ドイツ製)で、ベジメータ®の類似品が複数販売されていることが確認されており、アメリカでは誇大広告により出資を募った株式詐欺が発覚し起訴された装置 1)があります。
ドイツの科学サイトPsiram.com 2)では、この装置はカロテノイドの「量」や「密度」を正確には検出できておらず、肌のタイプ(メラニン色素:カロテノイドと同様の吸収スペクトル360~560 nm)や血流(ヘモグロビン)、接触圧力*などに左右されること、これらのエラーによりカロテノイドレベルの増加(野菜摂取量の増加)をほとんど確認できないことを指摘しています。また、利益相反のない第3者による評価がなされていないことも問題とされています。
これらの装置は、ベジメータ®と同様にLED光源を使用していますが、測定原理は全く異なる別の装置です。
お客様におかれましては、ご注意いただきますようお願い申し上げます。

 

 

 

■皮膚カロテノイドレベルとメラニン色素レベルは、同吸収波長で同じような分布を示すため、これら区別することができません
皮膚の色を構成する主な要素であるヘモグロビン色素とメラニン色素がありますが、これらは野菜摂取量とは全く関係がないため、野菜摂取量を評価する装置は、これらを除去をする必要があります。
ヘモグロビンは加圧によりある程度除去できますが、残留ヘモグロビンを除去する必要があり、メラニン色素は加圧しても除去できません。
皮膚カロテノイドレベルとメラニン色素レベルは年齢分布で比較しても、同じような分布を示しておりこれらを区別することができないため、高精度の分光器を通して除去する必要があります。
また、皮膚カロテノイドとメラニン色素は相関性がないため、皮膚の色の影響を受ける装置は、野菜摂取状況評価の目安にもなり得ません。
例えば、肌が黒く血行がよい人は反射光が吸収されるため「野菜不足」、肌が白く血行の悪い人は反射光が増え「十分野菜を摂っている」と誤った判定する可能性があり、更に野菜を増やしてもレベル変化の妨げになるため、皮膚の色の影響を受けないことを示すことが必須条件となります。

 

 

 

 

■野菜・果物の摂取量を評価する光学装置の世界基準(Adv Nutr. 2020 Sep; 11(5): 1282-1299.)
カリフォルニア大学デービス校と米国農務省の研究者らがシステマティックレビューで示した基準を確認する必要があります。

 

①皮膚カロテノイドと血漿または血清カロテノイドおよび/または食事摂取量との間に統計的に有意な相関関係があること
②測定に強く影響を与えるメラニン色素やヘモグロビンなどの潜在的に交絡する発色団の除去がされていること
③皮膚カロテノイドは2週間程度で変化するため、野菜・果物の摂取量の増減を捉えることが確認されていること